「ヨガスートラ」は、古代のヨガ哲学のテキス
トで、パタンジャリによって編纂されました。
第1章第3節
サンスクリット語
तदा द्रष्टुः स्वरूपेऽवस्थानम्॥३॥
ローマ字
Tadā draṣṭuḥ svarūpe’vasthānam॥3॥
カタカナ
タダー ドラシュトゥフ スヴァルーペーヴァスターナム
「そのとき、観察者(ドラシュツ)は自己の真の本質(スヴァルーペ)に安住する。」
この節は「ヨガスートラ」の第1章(サマーディ・パーダ)の中で、ヨガの実践における重要な概念である「スヴァルーペ」(真の本質)に言及しています。
ヨガの目的は、個体の真の本質を認識し、その本質に安住することです。
この節では、ヨギが瞑想や内省などの実践を通じて、自己の本質を理解し、それに基づいて平和と調和を見出す過程が説明されています。
ヨガをしながら、自分に自分で質問するようにすることからはじめ
崇高な道にいずれ近づいていけるように思います。