アーユルヴェーダってなんですか?

季節の変わり目や、年齢、体調変化によって調子がイマイチ…という事ってありますよね。そんな時に助けになってくれるかもしれません♪

アーユルヴェーダとは何か基本概念をご紹介します。

アーユルヴェーダ

アーユルヴェーダは、古代インドの伝統的な健康と治療のシステムで、バランスと調和を重視する独自のアプローチを持っています。以下では、アーユルヴェーダの基本をわかりやすく説明します。

三大要素(トリドーシャ)

アーユルヴェーダでは、三大要素として「ヴァータ」(風)、「ピッタ」(火)、そして「カパ」(土と水)を認識しています。これらの要素が体内でバランスを保つことが健康の秘訣です。

個人の体質

人々は、トリドーシャの異なる組み合わせを持っています。これを「プラクリティ」と呼び、それぞれの体質に合った食事、ライフスタイル、治療方法を選択します。たとえば、ヴァータ優勢の人は温かい食べ物が適しているかもしれません。

食事と栄養

アーユルヴェーダでは、食事が健康に与える影響が重要視されます。新鮮で季節に合った食材を摂り、トリドーシャに合った食事を心がけます。また、消化力を高めるために食事の時間や方法にも注意が払われます。

ハーブと自然療法

アーユルヴェーダはハーブ、植物、ミネラルなどの自然療法を用いて治療を行います。特定のハーブやオイルを使用して体内のバランスを回復し、病気の予防や治療に役立てます。

ヨガ

ヨガはアーユルヴェーダの一部であり、体の柔軟性を高め、ストレスを軽減し、トリドーシャのバランスを保つのに役立ちます。ヨガのポーズや呼吸法も重要です。

季節とライフスタイル

季節や自然環境の変化に合わせて生活を調整します。寒い季節には温かい食事や睡眠を重視し、暖かい季節にはクールな食事や運動を取り入れます。

バランスと調和

アーユルヴェーダの最終目標は、体内のバランスと調和を保つことです。体内の不均衡が病気の原因と考えられ、バランスを取り戻すことが治療の鍵です。

アーユルヴェーダは、自然と調和した生活を促進し、個々の健康をサポートする独自のシステムです。自分の体質を理解し、バランスを取りながら健康を維持するために、アーユルヴェーダの原則を取り入れることができます。

どこかに行かなくても自分で出来る事をすれば良いですのでご安心ください。今後は具体的にどういう事が出来るか紹介していきたいと思います。

お楽しみに♡

ヨガスートラ 第1章2節

(Sutra 1.2)

サンスクリット語

“योगश्चित्तवृत्तिनिरोधः॥२॥”

ローマ字

“yogaś-citta-vṛtti-nirodhaḥ”

カタカナ

ヨガシュ・チッタ・ヴリッティ・ニロダハ

内容

ヨガスートラの第1章2節(Sutra 1.2)は、ヨガの要点を分かりやすく説明しています。

このスートラでは、ヨガの目的や実践方法について触れられています。

要するに、このスートラは「ヨガは、心の波動をコントロールし、鎮めることです」と言っています。

つまり、ヨガの目的は、私たちの心が落ち着いて、平穏な状態になることです。

ヨガを実践することで、私たちは心の乱れや乱れた思考を静め、自己探求の旅に出ることができます。

このスートラは、ヨガの基本的なアイデアを伝えるための出発点であり、心の平和と内なる成長を求める人々にとって、ヨガの本質を理解するのに役立つものです。

ヨガは身体の柔軟性だけでなく、心と精神の健康をもたらす素晴らしい方法として知られています。

ヨガスートラの第1章1節(Sutra 1.1)

サンスクリット語

“अथ योगानुशासनम्॥१॥”

ローマ字

“atha yoga-anushasanam”

カタカナ

アタ ヨガ アヌシャーサナム

意味

このスートラはヨガスートラ全体の始まりを示し、一般的に「ヨガの教えが始まる」という意味です。

“अथ”(”atha”)はサンスクリット語で「今」や「ここから」を意味し、「ヨガアヌシャーサナ」(”yoga-anushasana”)は「ヨガの教え」を指します。

このスートラは、ヨギやヨガ実践者に向けて、ヨガの教えや指針が始まることを示唆しており、読者に集中し、ヨガの学びに注意を払うよう促しています。

ヨガスートラ全体はパタンジャリによってまとめられたもので、ヨガ哲学と実践に関する重要なテキストです。

この最初のスートラは、ヨガの道の始まりを象徴し、深い内省と理解に導く役割を果たしています。

blog:ヨガスートラとは何ですか?

ヨガの哲学って何となく聞いたことがありますか?興味がありましたら簡単に紹介しますので読んで見てくださいね♪

ヨガスートラ

ヨガスートラ(Yoga Sutras)は、古代インドの哲学者であるパタンジャリ(Patanjali)によって書かれた、ヨガの哲学的なテキストです。

ヨガスートラは、紀元前2世紀から4世紀ごろに成立したとされており、ヨガの実践と哲学に関する基本的な原則や指針を提供しています。

ヨガスートラは、サンスクリット語で書かれ、非常に簡潔な形式で記述されています。本文は196節から成り立ち、4つの章(パーダ)に分かれています。これらの章は次のようになっています。

サマーディ・パーダ (Samadhi Pada)(51節)

この章では、ヨガの目的である統一意識(サマーディ)について説明され、ヨガの本質と目的が紹介されます。ヨガの実践における基本的な概念として、集中力、忍耐、意志力などが議論されます。

サーダナ・パーダ (Sadhana Pada)(55節)

この章では、ヨガの実践方法に焦点を当てます。具体的な実践方法であるアシュタンガ・ヨガ(8つの階層化されたヨガの実践)が紹介され、身体的な修練から精神的な集中力への段階的な進化が説明されます。アーサナ、プラーナヤーマ、ディヤーナなどが含まれます。

ヴィブーティ・パーダ (Vibhuti Pada)(55節)

この章では、ヨガの実践によって達成される可能性に焦点を当て、超自然的な力や能力について議論されます。これらの力についての知識とその使用方法が提供されますが、これらの力を追求することがヨガの本質から逸脱しないよう注意が必要です。

カイヴァルヤ・パーダ (Kaivalya Pada)(35節)

最終章では、絶対的な自己解放(カイヴァルヤ)について説明されます。この章では、ヨギが自己と宇宙の本質を理解し、すべての束縛から解放される状態を達成する方法が議論されます。ヨガの究極の目標に焦点が当てられます。

ヨガスートラは、ヨガの実践、哲学、精神的な成長に関する指針を提供し、ヨガ実践者や哲学者にとって重要なテキストとされています。

特に、ヨガのアシュタンガ・ヨガ(8つの要素の実践法)は、ヨガの基本的な教えとして広く受け入れられています。

【お知らせ】10月予定表

暑さもほんの少しですが落ち着いて、秋を感じられるようになってきました。秋も楽しみがいっぱいで楽しみですね🎵

予定表をご覧いただきありがとうございます。

ヨガは継続的に練習することでより良い効果が期待できます。

ご自身のご都合に合わせながら無理なく続けていくことが一番と思います。

健康な体と心を目指して10月も頑張りましょう。

よろしくお願いいたします。

これからヨガを始めようか?お考えの方遠慮なくご予約・お問い合わせください。