暮らし続ける

既存は1階のコンクリート造が木造の平屋を持ち上げるというスタイルの建物。2階のリビングのコーナーは大きく外に開きバルコニーが廻る。建物全体を大きく覆う寄棟屋根。築40年あまりで手入れが行き届いている。屋根形状は違いますが、旧軽井沢に建つ吉村山荘に良く似た建物。時を経て吉村山荘は1階に寝室、水廻りが増築された。

何方の建物も2階のリビングからの眺望は、木々の上の中で暮らしている様に感じる。まるで鳥になった気分だ。そんな景色をいつ迄も楽しみたいと別棟でエレベーター棟を計画。前室とEVピットだけの10㎡に満たない建築が寄り添う様に建つ。EVの着床は2階のバルコニー。回遊空中庭園を楽しんでから建物内に入るという今迄と違うアプローチがとても良い。

寝室の窓 奈良の家

寝室は1日の疲れを癒したい部屋です。窓には杉板の内引戸を設えました。外のガラス戸と無双格子の建具が外部との繋がりに幾つもの変化を作り出します。季節や時間、住まい手の気持ちに寄り添う仕掛けです。

明・暗・風・風景・陽光・影・さえずり

そんなものを感じながら、、、、、

奈良の家

灯り

あたりが暗くなり、灯す。せっかくの夜なのだから昼間とはまるで違う雰囲気を楽しみたい。

障子に映る庭の木々と柔らかな灯りが美しい。

灯りが柔らかなペンダント照明

天井に埋め込まれた電灯の下に障子を仕込んだ。

和紙を透過する優しい灯り。

ベッド脇のブラケット。アクリル板に手漉き和紙を貼り込み、

壁に取り付けた杉板の桟に差し込んだ。上下に漏れる灯りと、

手漉き和紙を透過する灯りが綺麗です。デザイン・製作 久保潤一

ウッドデッキのスロープ

朝霞の家 リノベーション

寝室の掃き出し窓のウッドデッキは緩いスロープで段差無く道路までアプローチ出来ます。車椅子での通行、回転を考慮した幅を確保し、道路境界のコンクリートブロック塀から10cm程スキマを開けた事でモミジやナンテンの緑豊かな小道になっています。室内からも緑を楽しむ事が出来ますし、少し脚が不自由でも外に出るのが楽しみになるようです。

ほんの小さなスペースでも豊かな緑を感じられる暮らしが出来ますね。

地窓を改修して新たに設けたハイサイドライトからは隣家の紅葉や、遠くのケヤキが望めます。

ウッドデッキ

田能の家です

小さな庭にウッドデッキを設けました。敷地境界までデッキを張り出し一部を植栽スペースとしています。お隣りさんの緑とも繋がって奥行きも感じます。植栽はデッキ面に近づけているので一体感が感じられます。リビングのソファーから下草や可憐なお花が見えるのは良いですね。

ウィンドキャッチャー

奈良の家

南面の大きな引き違いの開口部です。東西にそよぐ風を室内に取り込むために杉板の袖壁(ウィンドキャッチャー)を設けています。いくばかりか横からの陽射しの遮蔽効果がありそうですし、冬空では窓面から天空への放射冷却が少し防げそうです。袖壁の間にはシャッターboxが入り幕板で外観を整えています。

北窓

兵庫田能の家 寝室の北窓からです。

建物の断熱・気密性能を高めてあげると家中どの場所も素敵な居場所になります。北側に大きな窓を開ける事も出来ます。瓦屋根の民家、その向こうには里山が広がります。順光で眺める北の緑はとても綺麗です。こんな景色を見ながらの読書や、お仕事はどうでしょうか?