武蔵の家 

いくつものパッシブの手法を取り入れながら高機能な全館冷暖房+熱交換機+給湯+太陽光発電を組み込んでいます。暑さ対策に余念がありません。建設地は夏の酷暑が国内でもトップな地域。南には大きく張り出す庇とフレームにより夏の日射を遮蔽できる仕掛け。東西の窓は最小限とし、西の掃き出し窓には格子戸を備え日射のコントロールします。建物の周囲には豊な緑、この一角に小さな森を創設し、木陰の涼しさを建物に取り込む試みです。建設地の断熱地域区分は6地域ですが、4、5地域のG2レベルUA値0.34と高断熱の仕様です。日射遮蔽と日射取得のバランスも良く計画をしています。冷房期の平均日射熱取得率ηAC:0.9、暖房期の平均日射熱取得率ηAH:3.0。まずは建築や外構計画で夏冬の快適性を整えています。それを補う設備とし、全館冷暖房、太陽光発電、熱交換機が導入されQ値は0.98です。

日々の暮らしを提案する収納計画もこだり満載。これから住まいづくりをご検討の方、ぜひ一度ご覧になってはいかがでしょうか。お問い合わせより「見学希望」とメッセージいただければご案内いたします。

外構デザイン・施工は小林賢ニアトリエ・小林賢二氏
西に繋がる大きな屋根を備えた外物置と軒下空間。雨の日の外が楽しくなるスペースです。
リビングからの南のダインイングとキッチン。
西の木製サッシの向こうには屋根付きのデッキ、屋外物置、芝庭、ハーブ園。そして隣家の緑豊か庭を借景。
ざらりとした表情のVASEのタイル。 オニグルミのカウンター上の花器は陶芸家・渡辺国夫 作 山梨県山中湖村に工房を持つ。 私、久保と同郷の友人でもあります。